【「この会社で働く」という部分をしっかりと見据える】Geolocation Technologyの榊さん

株式会社Geolocation Technology19年入社の榊さんに、就職活動と社会人1年目についてインタビューをしました!

1. 就職活動への取り組み

チャーミングな笑顔で自身のキャリアを語ってくださった榊さん。元々人と話すことが好きで、「営業になりたい」という思いは学生時代から持たれていました。外国の方に日本語を教えるプログラムに参加したり、バスツアーを企画したりと、イベンター気質でもあったと言います。ここから榊さんは、「自分が携わって、何かを変え、喜ばれることがしたい」という自分の興味・関心に気付きます。

ですが「誰を相手に仕事がしたいのか」という疑問に答えられず、悩んだ時期もあったと振り返ります。人と話す仕事も、内容によって、クライアントの年齢、職業などが大きく異なります。

現在榊さんは、経営者やマーケティング部の方と仕事をされることが多いそうですが、自分を遥かに上回る経験を持つ方に、話が聞いてもらえるのか不安もありました。けれども、その代わり自分の成長にもつながるはずだと気付き、ビジョンが明確になったのでした。

軸に沿った企業はどのように探していたのでしょうか。

榊さんは、就活サイトのイベントに参加していたと教えてくださいました。それは、「あなたの営業スキルを測る!」といった特化型のもの。自分と近い軸を持つ学生が集う場であり、有益な情報や学びに出会えるからです。

企業の方にも積極的に質問をしていたそうです。実際に働いている方のお話は、入社後のイメージを具体的にするための参考になったと、榊さんは話されます。

面接やESでは、取り組みたい仕事を挙げたり、部活などで自分はどんな立場にいるのか説明したりすることで、自分はどういった働きができる人間になるのかをアピール。

内定獲得ではなく「この会社で働く」という部分をしっかりと見据えたところに、成功の鍵があったように感じました。

2. 内定後の研修

内定後、「内定者バイト」という形で活動を始めました。

社内の基本的な連絡ツールの使い方学習と、マーケティング部門の手伝いが主な内容です。外部に「見せる」仕事の多いマーケティング部門。他部署とも頻繁に関わるため、自社の強みや立ち位置をよく知っており、業種や業界についても学ぶことができるのだとか。

入社後は外部研修と社内研修に移行し、約半年間、先輩について営業を学びます。現在も、独断では判断の厳しい仕事は、先輩方と臨まれることが多いようです。

3. 社会人1年目~現在の業務

Geolocation Technologyは、会社が取得推奨していることもあり、社員の多くがWeb解析士という資格を有しており、榊さんも内定後に取得されました。新卒採用よりも中途採用が多く、新卒の同期はなんと1人のみ!中途の同期だけでなく営業の先輩に交じって売上、訪問件数などが社内公開されるため、同じ土俵に乗れるのはモチベーションUPにもなると言います。

そんな、先輩方に負けないスキルを持たれる榊さんですが、1年目はやはり失敗したこともあったようです。最も苦戦したのは、メールや電話で、言葉・背景が足りないこと。後から見返しても、お互いの認識に齟齬がないように、電話はその場で直してもらうよう、メールは添削を上司にお願いしたと言います。

また、営業の現場によって、重要視していることが異なると気付き、相手のニーズを注意して聞く大切さも学んだと語ります。「売る」イメージの強い営業ですが、自分たちのサービスで解決できないことを悩んでいる可能性もあるため、まずは聞くに徹するようにしているそうです。

言葉やコミュニケーションを丁寧に考え抜く姿の背景に、クライアントの喜びに貢献したいという学生時代からの強い思いが見えました。

執筆者

氏名:池田紗彩
出身大学:長崎大学
所属:ワンカレ学生運営事務局

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